もしあなたに出会えていなかったら

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虎の衣を借る兎

彼を一言で表すと、虎の衣を借る兎だと思っている。もちろん造語だ。他人の権威に頼って威張るという意味の虎の威を借る兎から勝手に今日私が作った。


うさぎは寂しいと死んでしまうとよく言われるが、寂しくて死ぬことはないらしい。ただし、12時間以上絶食状態が続くと死んでしまうそうだ。つまり、こまめにお世話をしてあげなければならないのだ。以上私調べ。

 


彼は、「お世話」とまではいかなくても、誰かの手を借りなければ生きていけないタイプの人間だと思う。人に手を差し伸べ、人に手を差し伸べられ、手を取り合ってきたからこそ、生きてこられたのだと思う。今のグループでの活動もそうだ。もし彼が1人だけでステージに立ち続けていたら、彼の心はきっと疲れ切ってしまっていただろう。

彼の心の強度は、あまり高くないように思える。そのあまり強度の高くない心を守るために、彼は鎧を被ることを覚えてしまったように感じる。その鎧はなかなか外されることはなかったし、外したと思ったらまた被って…を繰り返していたように見えた。

彼は時に、火種を撒く。その火種は花火と化し、見る人に夢や希望を与え、魅了する。その一方で、その火種は爆弾と化し、その燃え滾る炎を見て人は逃げていくなんてこともある。私たちでさえ彼に振り回されることがあるのだから、きっと近くにいる人は大変だろうな、なんて思ってしまう。

 

それでも人が彼に自ずと手を差し伸べてしまうのは、高い愛されスキルと、愛らしいあの笑顔と、溢れ出るカリスマ性のおかげだろう。

 


今、人生100年時代と言われている。彼は100年のうちの4分の1、つまり四半世紀を生きたことになる。彼の四半世紀は、どのような人生だったのだろうか。幸せな四半世紀だっただろうか。それとも絶望の四半世紀だっただろうか。

もし絶望の人生だったなら、この先の4分の3は、少しでも幸せだと思える人生になってほしいし、もし幸せな人生だったのなら、もっともっと幸せになってほしい。

 


【虎の衣を借る兎】

意味:か弱くとも気高く生き、人々から愛されること

 


まーくちゃん、25歳のお誕生日おめでとう!